ペットの医療費はとても高い

ペットを飼う人、にペット保険が欠かせないものとなっている理由のひとつに、ペットの医療費の高額さがあります。

人間が病気になって病院にかかった場合、日本では医療保険が適用された価格で、診察や治療を受けることができます。
つまり、実際に診察や治療、処置や検査といった医療行為にかかる費用のうちの一部だけを患者さん自身が支払って、残りは公的に補助されるという仕組みです。

そして、それを支えるのが毎月給料から天引きされたり、あるいは自分で支払っている国民健康保険や組合けんぽといった保険料です。
これらは払わなければならないと決められており、その保険料が毎月の負担になっていると感じる人もいるかもしれませんが、病気をした時にこれらの保険制度がなかったら、一体いくらのお金が必要なのかを考えると、やはり必要なものであることがよく分かるはずです。

しかし、ペットのような動物には、こういった公的な保険制度はありません。
そのためペットが病気になって動物病院を受診すると、とても高い診察費がかかるのです。
さらに注射や点滴と言った処置を行えば、一度に数万円のお金が出ていってしまうということも珍しい話ではないのです。
よって、ペットの治療のために人間が一生懸命に節約をしたり、生活費を削らなくてはならないという状況がおきることも少なくありません。

とはいえ、かわいいペットの健康にかかわることですから、いくら費用がかさむからといって、削るわけにはいかない費用です。
だからこそ、毎月の積み重ねでいざという時に、飼い主もペットも安心して治療を受けることのできるペット保険が必要となるというわけなんですね。

「うちの子は体が大丈夫だから必要ない」と考えている方もいるかもしれませんが、動物というのは必ず年をとります。
若い頃には元気で丈夫であり、一度も病気をしたことのなかった犬や猫であっても、やはり年齢を重ねることで体の不調が表れ、通院が必要となることもあるのです。

そんなときに、保険に入っていないと思いがけない高額な医療費に驚くことになります。

たとえば15歳までほとんど病気をせずに生きてきた猫が、晩年になって体が弱り、15歳から20歳まで毎日点滴が必要な状態で過ごした…などということもありえるのです。
どんなときでもペットを大切にして、最後まできちんと飼うためにも保険が必要なのです。