医療保険の審査は何をするのか

告知書がもとになる医療保険の審査

まず、審査は「告知書」を元にして行うという原則が存在します。
告知書には、審査を申し込む側の健康内容について書かれているのですが、告知書を実際に確認して審査を進めるのは、「審査を担当する医師」となります。

そして、告知書に問題がないかチェックし、問題がある場合は健康状態を明記する形で、具体的な病気のリスクが特定されている状態で、審査が進むような流れになっているのです。

また、告知書の正確なチェックが必要なので、告知書に記載されている状態のままであるかどうかを、「健康状態の審査」という項目で正確にチェックします。
ただ、健康状態の審査は医師によって判断が違ってくることもあります。
糖尿病を患っている人が医療保険に入れることもありますが、糖尿病と併発症に悩まされている人は、健康状態が良くない人物として、医療保険に加入できない(審査に通らない)こともあるのです。

そして、必ず「職業の審査」も行われるようになっています。
医療保険の審査は、生命保険の審査と同じで「職業上のリスク」もチェックするのです。
例えば、「高所作業を伴う職業、長時間立ちっぱなしの職業、危険物を取り扱う職業、レーサーのような危険性を伴う職業」についている人は、医療保険の審査が厳しくなりやすいのです。

逆に、「勤務時間が短い職業(パートなど)、危険性の低い現場で働いている作業員」といった立場であれば、医療保険の審査は優しいものになりやすいのです。
他にも、今までに仕事をしていて怪我、病気に悩まされたことがないか、細かいチェックも入るようになっています。

その他の医療保険の審査

医療保険の審査では、以下のような審査も行うようになっています。

例えば、「最近3ヶ月以内に診療、投薬を受けたことがありますか?」という質問が存在します。
診療は大きな問題になりにくいのですが、投薬が短期間で集中的に行われている、複数の病気に対して治療を投薬という形で受けている、という場合は医療保険の審査上で悪い評価が付きやすいです。
他にも、「入院、通院は今までに何度行なったか?」ということも聞かれます。

このような質問を通じて、具体的な病気の解明、現在追っているリスクを検討していくのですが、「身体障害者としての問題」も、医療保険の審査上でチェックされるようになっています。
身体障害者と一言で言っても、自覚していない病気も存在しますし、なにより統計データを元にすると、病気のリスクが高くなりやすい傾向にあります。
そのため、今では具体的な身体障害の悩みと称して、医療保険の審査上で、かなり細かい質問を聞き出そうとするケースも存在するのです。