ここまで進化したペットフード

ペット保険に加入する人というのは、ペットを買っている人の中でもとくに、ペットの健康や安全な暮らしに対する意識が高い人であると言えるでしょう。
従来、ペットというのは、自然に病気をして、自然に治るのをまつというのが一般的な感覚でした。
そもそも今のようにペットショップでペットを購入するということも珍しく、放し飼いをするケースも多かったため、病気になったペットは自ら姿を消してひっそりと死んでいくということも多かったようです。
しかし最近はそうではありません。
そんなペットを大切にする飼い主にとって、大きな感心ごとのひとつとなっているのが、ペットフードではないでしょうか。

ペットフードとひとくちにいっても、そこにはさまざまな種類があり、それぞれによって特徴や品質が異なってくるのです。
ぺっとフードの中には、格安の値段のものも存在しますが、そういったものは品質に疑問がある場合も少なくありません。
たとえば、病死した家畜の肉を使用していたり、劣悪環境で飼育された肉、あるいはホルモン剤を大量投与された家畜の肉などが使われていることすらあるのです。

また、使用されている調味料や保存料といったものも、安いペットフードでは健康面において不安を感じるようなものが使われていたりするものです。
そういった問題を回避したいと考えるペットの飼い主にいま注目されているのが、添加物を使わずに作ったり、安全性にこだわって育てられた家畜の肉を使って作られた高級なペットフードです。

こういった高価なペットフードでは、有機栽培の野菜や、同じく有機栽培の飼料を与えて育てた鶏肉などを原材料として使っていたり、合成香料や合成着色料、ある意保存料などを使わずにつくっていたりするのです。
つまり、人間が食べても問題ないような品質のものをペット用に製造しているということ。
これはよく考えればごく当たり前のことかもしれませんが、「どうせペットフードだし」と安いもので済ませるひとが多いこともまた、事実なのです。

そんな高価なペットフードですが、最近はそのバリエーションもより豊富になっています。
たとえば、ペットフードといえば従来は固形のドライフードと缶詰に入ったウエットフードの2種類が中心でしたが、最近はそれらに加えて猫専用のスープであるとか、ドライフードや缶詰の上にかけて使用する「専用ふりかけ」といったものまであるのですよ!
ペットフードはここまで進化しているのです。

人気の小動物

最近は、ペットといっても犬や猫以外のものを買う人も増えています。
そして、そういったペットの中でもとくに多いのが、小動物。

小動物の中で人気が高いのは、ウサギやハムスター、フェレットなどです。
もちろん、これらのペットは昔から飼われていましたが、最近はとくに、住宅事情で犬や猫を飼えないという人も増えていて、かわりに小動物をペットとして選ぶことも多いようす。

住宅のルールはそれぞれ異なりますが、マンションによっては犬や猫はダメでも、ハムスターならOK、というケースも少なくないのです。
そんな背景もあり、小動物というのは現在のペット事情においては見逃せない存在となっています。

小動物の中でとくに人気が高いのが、いかにもウサギ、といった姿をした「ネザーランドドワーフラビット」という種類のウサギです。
これは、ぷくっとふくれたほほが特徴的なウサギで、カラーにはオレンジやグレーブラウンなどがいます。

ハムスターでは、定番のジャイアントハムスターなどがもっとも定番でしょう。
小さな飼育ケースでも買うことができるので、お子さんがはじめてペットを飼うという場合にも適しているのです。

ただし、ハムスターというのは、「ねずみ算」という言葉があるくらいですから、すぐに繁殖してしまうという特徴があります。
しかも、ハムスターというのは、オスとメスの区別が外見では分からないのです。
そのため、2匹を同じケースで飼っていてそれがオスとメスだった場合、あっという間に数が増えてしまう、というリスクがあるのです。

この状況を防ぐためには、1匹につきひとつの飼育ケース飼育する、という方法があるでしょう。

小動物でこのほかに人気があるのが、げっ歯類のフェレットです。
細長い胴体をもつユニークな姿と、かわいらしい顔つきが人気のフェレットは、一時の大ブームの頃よりはやや数が減ったものの、今でも根強い人気があるペットなのです。

小動物を飼う場合、それぞれの動物ならではの、注意しなければならないポイントなどがあるものです。
小動物を飼いたいと思う場合には、そのような注意点をあらかじめ確認してからにすることが、楽しく安心してペットをかうためには大切なのです。

最近は小動物専門のペットショップや、小動物専門の動物病院も増えていますので、そういったところを確認しておくことも必要となりますよ。

犬猫だけじゃない

ペットのための保険というと、多くの人は犬や猫をイメージするのではないでしょうか。
実際に、ペット保険の多くは犬や猫を対象としています。
しかし、数は少ないながらも、それ以外のペットでも加入できるペット保険というものも存在しているのです。

具体的にはウサギやフェレット、鳥といった小動物が対象となることが多く、イヌやネコと同じように、ペットが病気になったときにその治療費などを保証してくれるというものになっています。

最近はペットも多様化しています。
さまざまなペットが専門店やペットショップ、インターネットなどを使って手に入りやすくなり、また、さまざまな情報が出回るようになったことで飼い主の好みも多様化しています。
そのような状況のなか、犬や猫以外のペットを家族として迎えたい、と考える人も多くなっているのです。
そんなペットにおける現状は、保険の充実などのメリットも招きましたが、その一方であまり知識がないままにペットを飼い始めてしまう飼い主も生み出してしまっているのです。
どのような動物でも同じですが、ペットを飼うということには大きな責任が伴います。
その動物にあった飼育環境を作り、適切なエサを与えて育てることができなければ、ペットにとっても幸せとはいえないでしょう。
ペットと人間がより幸せに暮らすためにも、きちんとした知識を持ったうえで飼いはじめることは必要不可欠であり、とくに犬や猫のような飼っている人が多いペットではない場合にはより慎重な準備が必要になるはずです。

たとえば、愛嬌のある顔と細長い胴体がかわいらしフェレットの場合、専用のケージが必要になります。
また、フェレットの生態に合わせてケージのなかにハンモックをつけるなどの工夫も必要となり、飼育を始めるときにはこれらの準備も必要となります。
また、フェレットのえさには専用の固形フードも必要です。
近所のペットショップでフェレットフードを扱っている場合はいいですが、そうでない場合、必要な量のフードを定期的に確実に手に入れる方法を考えることも必要になるでしょう。

ペットの種類は多様化していますが、どのようなペットを飼う場合であっても、そのペットに合わせたしっかりとした準備をした上で、ペットを迎え入れなければなりません。
そのためには、たんにかわいいからという勢い任せで飼育を始めるのではなく、きちんと下調べをしてから飼育をスタートするという心構えが必要になるのです。

もし、子猫を拾ってしまったら

●子猫の遺棄は全国的な問題です
子猫の遺棄が全国的な問題になっていることをご存知でしょうか。

育てきれなくなった子猫を、人間が遺棄するというケースが相次いでいます。
毎年、このようなケースから拾われる子猫は増加しており、中にはカラスなどにつつかれて命を落としてしまったり、衰弱してしまったり・・・というケースが少なくありません。
このようなことで死んでしまう猫がいることは、とても不幸なことです。

このことから、全国のボランティア団体が子猫の保護を行い、育てて里親を探すという活動を行っていることも。
もちろん、このことですべての子猫の命が救われるわけではありませんし、遺棄することが悪いことに変わりもありませんが、生きられる子猫がいることも事実です。

では、実際に子猫を拾ったらどうしたらいいのでしょうか。どうしたら、拾った子猫を助けることができるのでしょうか。

●子猫は必ず温めること
捨てられた子猫の多くは、母猫からミルクをもらうことができず、脱水症状を起こしています。
この状態だけならミルクをあげることで改善することができますが、低体温状態が続いてしまうと子猫の胃腸がミルクを受け付けません。
このため、ミルクをあげても飲みません。つまり、最初の段階でしっかりと温めることが重要です。体が冷えている場合、せっかくミルクを飲んでも下痢をしてしまう可能性もあります。

だから、子猫を拾ったときまずやらなくてはならないのは「温めること」です。
病院にいく場合も、子猫をしっかり抱いて体温が逃げないようにしながら行くようにしてください。

●ミルクをあげる
かといって、動物病院も24時間あいているわけではありませんよね。
その場合は、ドラッグストアなどで猫用ミルクを購入し、人肌程度に温めて飲ませるようにしましょう。
もちろん、子猫は最初、哺乳瓶を嫌がります。そういうときはミルクを少し口につけてあげると飲めるようになることが多いので、哺乳瓶の先端からミルクを口につけてあげてください。
飲ませるときはうつ伏せが原則。根気よくしっかりとミルクを飲ませてあげてください。
ミルクを飲むことができれば、生存率はぐんと高いものになります。

子猫の家はあたたかいものにすることが大事ですが、かといって熱すぎても大変なので、適度な温度を保つことができるようにしましょう。
子猫は、最初は数時間おきに授乳が必要になります。根気よく付き合い、なにかあったらすぐに医師に診せにいくことが大事です。

動物の飼い方からくるトラブル

●ペット保険をかけることも大事だけれど
核家族化が進んだせいなのか、最近は家庭でペットを飼っている人というのをよく見かけるようになりました。
特に小型犬の人気は根強く。チワワやプードルなどは「飼いやすい」「かわいい」として、かなりの人気があるみたいです。しかし、こうやってペットを飼う人が増える一方で「ペットに関するトラブルがとても増えてしまっている」という問題点も指摘されています。
ペット保険に加入するほどペットを大切に思うのは大切なこと。でも、大事すぎて基本的なマナーを忘れてしまっている人も多いと感じます。
ここでは、そんな問題点について考えていきましょう。

●リードをつけない飼い主
最近増えているのが、ペットを散歩させるときにリードをつけない飼い主です。
「自分のペットはおとなしいから」「人に噛み付いたりしないから」、こういった気持ちでペットからリードをはずしているみたいですが、自分にとっては可愛い家族でも、知らない人から見たら「怖い動物」でしかないことを自覚しなければなりません。また、どんなにおとなしい犬でも人に噛み付くことが一切ないということはないのです。
とある芸能人が飼っている犬が、同じ階に住む人の足に噛み付いて大きな問題になってしまったことがありましたよね。この場合、リードはついていましたが、リードをひいていたのが六歳の小さな子供であったために犬を操作できず、犬が噛み付いてしまったことが解っています。
こういったことがあると、ペットに対する目がつめたくなるばかりか理解を得ることも難しくなってしまうので、外に出るときは必ずリードをつけましょう。

●猫の場合は、外に出さないこと
昔から、猫は「外に放して自由に生活させる」という飼いかたが多い動物でした。
しかし近年になり、この飼い方には大きな問題が出てくることが解っています。
たとえば、避妊をさせないと外で交尾をして妊娠してしまう、あるいは妊娠させてしまう可能性がありますよね。
猫は一度にたくさんの子猫を生みますので、妊娠してしまうとたくさんの子猫が自宅で生まれるということになってしまいます。それで、全部を育てることができるでしょうか。
また、外で猫を妊娠させてしまうと野良猫が増えてしまうことになり、これも大きな問題になっています。
野良猫が生きる環境はとても厳しく、寒さや飢えで命を落としてしまう猫も少なくありません。
また、それだけでなく糞尿被害などが出ますので、人に迷惑をかけるきっかけにもなります。
とても大きな問題になりますので注意しましょう。