もし、子猫を拾ってしまったら

●子猫の遺棄は全国的な問題です
子猫の遺棄が全国的な問題になっていることをご存知でしょうか。

育てきれなくなった子猫を、人間が遺棄するというケースが相次いでいます。
毎年、このようなケースから拾われる子猫は増加しており、中にはカラスなどにつつかれて命を落としてしまったり、衰弱してしまったり・・・というケースが少なくありません。
このようなことで死んでしまう猫がいることは、とても不幸なことです。

このことから、全国のボランティア団体が子猫の保護を行い、育てて里親を探すという活動を行っていることも。
もちろん、このことですべての子猫の命が救われるわけではありませんし、遺棄することが悪いことに変わりもありませんが、生きられる子猫がいることも事実です。

では、実際に子猫を拾ったらどうしたらいいのでしょうか。どうしたら、拾った子猫を助けることができるのでしょうか。

●子猫は必ず温めること
捨てられた子猫の多くは、母猫からミルクをもらうことができず、脱水症状を起こしています。
この状態だけならミルクをあげることで改善することができますが、低体温状態が続いてしまうと子猫の胃腸がミルクを受け付けません。
このため、ミルクをあげても飲みません。つまり、最初の段階でしっかりと温めることが重要です。体が冷えている場合、せっかくミルクを飲んでも下痢をしてしまう可能性もあります。

だから、子猫を拾ったときまずやらなくてはならないのは「温めること」です。
病院にいく場合も、子猫をしっかり抱いて体温が逃げないようにしながら行くようにしてください。

●ミルクをあげる
かといって、動物病院も24時間あいているわけではありませんよね。
その場合は、ドラッグストアなどで猫用ミルクを購入し、人肌程度に温めて飲ませるようにしましょう。
もちろん、子猫は最初、哺乳瓶を嫌がります。そういうときはミルクを少し口につけてあげると飲めるようになることが多いので、哺乳瓶の先端からミルクを口につけてあげてください。
飲ませるときはうつ伏せが原則。根気よくしっかりとミルクを飲ませてあげてください。
ミルクを飲むことができれば、生存率はぐんと高いものになります。

子猫の家はあたたかいものにすることが大事ですが、かといって熱すぎても大変なので、適度な温度を保つことができるようにしましょう。
子猫は、最初は数時間おきに授乳が必要になります。根気よく付き合い、なにかあったらすぐに医師に診せにいくことが大事です。